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食品消費税1%かんたん計算計算する

食品1%でお店がやること:レジ・値札・申告の準備と期限

公開:2026年10月28日 運営:合同会社chillax

食品の消費税が1%になると、レジ、値札、消費税の申告の3つで準備が要ります。レジは補助金を後から申請できる仕組みがあり、値札と届出には期限つきの特例があります。法案は審議中のため、この記事は国税庁などが公表している「成立した場合の内容」で書いています。

期限の早見表

時期やること
今〜2027年3月1%に対応したレジの準備(2026年9月15日以降の、補助対象のレジの導入・改修は補助金の対象になる予定)
2027年1月ごろ〜(予定)レジの補助金の申請受付
2027年2月1日〜5月31日値札の貼り替えが間に合わない場合の特例期間
2027年3月17日インボイス登録で4月1日から課税事業者になる場合の申請期限
2027年4月1日食品の税率が1%に
2027年中(個人。法人は2027年4月1日を含む事業年度中)課税事業者を選ぶ届出・簡易課税をやめる届出の特例の期限

1. レジ:補助金を後から申請できる

1%・8%・10%を分けて計算できるレジが必要です。中小企業庁は「デジタル化・AI導入補助金」で、スマートレジの導入やPOSレジの改修などを補助します。

  • 事前着手制度:2026年9月15日以降に、補助対象のスマートレジの導入やPOSレジの改修をしておき、あとから補助金を申請できます
  • 申請受付は2027年1月ごろからの予定です。対象のレジ・事業者、対象期間、補助率・上限などの詳細は、今後公表される公募要領で確認してください。契約書や領収書は保管しておきましょう
  • 参考:今のインボイス枠(中小企業・小規模事業者が対象)では、ソフトウェアなどは最大350万円(50万円以下の部分は3/4、小規模事業者は4/5、50万円を超える部分は2/3)、レジ本体などは最大20万円(1/2)を補助しています。事前着手制度の補助率・上限はまだ公表されておらず、これと同じとは限りません

スマートレジは、タブレットやスマートフォンをレジとして使うものです。売上の集計や、税率ごとの計算を自動でできます。

2. 値札:2027年2月〜5月は特例あり

お客さんに見せる価格は、消費税を含めた税込価格で表示する決まり(総額表示)があります。すぐに貼り替えられない事情がある場合、2027年2月1日〜5月31日は、実際の支払額と誤解させない掲示をすることを条件に、8%または1%の税込価格のままで表示しておくことが認められます(8%と1%の値札が混ざっていてもよい)。

  • 掲示の例:「この棚の商品は8%の税込価格で表示しています。レジでは1%で精算します」
  • 税抜価格だけを表示する方法は、この期間も認められません
  • 1%が終わるとき(2029年2月1日〜5月31日)にも、同じ特例があります

3. 申告:方式によって増える・減る・還付

  • 食品を売るお店:売上の消費税が減ります。包装材・家賃などの経費は10%のままなので、一般課税なら還付になることがあります
  • 店内飲食が中心の飲食店:食材の仕入れが1%になるため、一般課税だと納める額が増えることがあります(そのぶん仕入れの支払いは減ります)
  • 簡易課税・3割特例のお店:食品の売上の消費税と同じ額を差し引ける特例があり、食品の分の納付は0円になります

免税のお店が課税事業者を選ぶ届出と、簡易課税をやめる届出には、2027年中(個人の場合)に出せばよい特例があります。くわしくは還付と届出の特例を見てください。

4. 中間申告をしているお店

前の年の税額をもとに中間納付をしているお店は、税率が下がると納めすぎになることがあります。2027年4月1日以後に始まる中間申告の期間は、前の年の食品の売上・仕入れに1%を当てはめた税額で、仮決算による中間申告ができる特例があります。個人で年1回(1〜6月分)の中間申告をしている場合、対象になるのは2028年分の中間申告からです。

相談先

国税庁の「消費税軽減税率・インボイスコールセンター」(0120-205-553、9時〜17時、土日祝を除く)で、一般的な質問を受け付けています。あなたのお店の場合の目安は、トップの計算ツールで出せます。

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出典

この記事は一般的な情報です。個別のケースの判断は、税務署または税理士にご確認ください。